家の中の物を気軽に出品できるオークションサイト・フリマアプリですが、商品によっては慎重になるべき品物もあります。
この記事では、ブランド品を出品するときの注意点を解説していきます。

正規品であることの証明をしよう
メルカリ・ヤフオクに限らず、ブランド品の偽物の販売は違法となります。
以下はメルカリガイドの一文ですが、運営局の判断で出品削除され、最悪の場合アカウント停止されることもありますので、気を付けましょう。
偽物の出品は絶対におやめください。正規品かどうか不確かな場合も出品をご遠慮ください。
以下のような場合、取引キャンセル・商品削除・退会処分の対象となります。・事務局が偽ブランド品・模倣品・レプリカ、正規品と確証がない商品と判断した場合
偽ブランド品・模倣品・レプリカについて
・権利者から直接削除依頼があった場合
では、出品の際にどのようなことに気を付ければ良いのか、次から解説していきます。
ブランドのロゴを見せる
そのブランドによって刻印されているマークに特徴があり、偽物とは明らかな違いがあることもあります。
商品に付いている金属製のロゴマークのほかにも、内側に刻印されているロゴマークなども、出品時の写真で掲載しましょう。
シリアルナンバー(製造番号)を見せる
商品によってはシリアルナンバー(製造番号)が振られていて、商品の内側に刻印されていたり、保証書に表記されていることがあります。
なので、シリアルナンバーがある場合は、出品時に写真掲載するようにしましょう。
保証書(ギャランティカード)を添付する
これも商品によって付属していることがあるので、出品時に写真掲載して、実際の商品には必ず添付しましょう。
レシートのコピーを添付する
新宿の高島屋で購入だったり、購入したときのレシートがあれば出品時に写真を載せましょう。
入手経路の記載
先ほどのレシート掲載でも分かりますが、
自分で購入したのか、
プレゼントだったのか、
中古購入だったのか、
など
入手経路を、出品時の商品説明に記載しましょう。
そうすることで、少しでも購入者さんの不安を無くすことができる材料になります。
いつも以上に商品の状態をチェック
ブランド品は、いつも以上に商品状態のチェックは入念に行い、写真掲載するようにしましょう。
例えばバッグの場合は、手さげ部分や底面部分、商品の角など、すり傷や汚れになりやすい場所は多めに掲載。
もし傷や汚れが無いとしても写真掲載してあれば、状態が良いということが分かるため、購入者さんの安心材料になります。
メルカリ・ヤフオクとも、写真10枚まで載せることができるので、最大枚数を掲載するくらいの意気込みでチェック。
さらに購入時期や使用頻度も、わかる範囲で説明欄に表記しましょう。
相場と同じくらいの価格設定にしよう
つぎは価格設定について。
価格が高いと売れにくくなるのは想像できますね。
しかし、購入時期が古かったり商品状態が良くないからといって、あまり安い価格に設定するのもよくありません。
なぜかというと、相場より極端に安いものは偽物だと疑われることもあるからです。
相場を確認して、極端に安すぎない価格設定にしましょう。
どうしても安い価格設定にしたいのなら、それなりの理由を明記して購入者さんを安心させられるようにしてください。
すり替え詐欺に注意!
ブランド品を出品している人は「すり替え詐欺」にも気を付けましょう。
商品が届いた購入者から返品依頼があり、返品に応じたら違う物(偽物)にすり替えて返品し、商品をだまし取る詐欺のこと
上記の詐欺により、出品者には偽物が返品され、購入者は本物を手にする。
しかもお金の支払いも無かったことになるため、相手側は無料で本物を手にすることになります。
出品者は踏んだり蹴ったりです。
このような被害に遭わないためにも、先に解説した本物であることの証明をしましょう。
・ロゴを見せる
・シリアルナンバーを見せる
・保証書を添付
・レシートを見せる
・入手経路を掲載する
さらに出品時の写真は多めに掲載して、商品の状態を記録(証拠を残す)しておくのも有効です。
労力を考えて「宅配買取」も検討
相場価格を調べたり、出品のための写真を撮ったり、本物であることの証明をするのが自信が無かったら、いちど宅配買取のブランディアを試してみるのはどうでしょうか。
もし査定価格に納得したら、そのまま買い取ってもらうのもよし。
価格に納得できなくても、キャンセル料、返品料が無料です。
さらに鑑定士による、本物であることのお墨付きをもらうことも出来ます。
まとめ
この記事では、ブランド品を出品するときの注意点を解説しました。
1.本物であることの証明をする
2.いつも以上に商品状態をチェックする
3.極端に安すぎない価格設定にする
取引数が少ない出品者さんは、すり替え詐欺の標的にされることもあります。
できるだけ多く写真を掲載することで詐欺を未然に防ぐこともできます。
ブランド品が本物であることの証明をしっかりしたうえで出品をしましょう。
参考になれば幸いです。
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