メルカリには「アプリでかんたん本人確認」というシステムがあります。
本人確認に必要な身分証明書は、
・マイナンバーカード
・パスポート
・運転免許証
・在留カード
これらどれか一つを提示しなければいけません。
しかし未成年者や学生、それ以外の人でも、上記の身分証明書を持っていない場合があるでしょう。
この記事では、本人確認しようとした人が、これから準備しやすい身分証明書はどれか、難易度順に紹介していきます。
未成年者は親の許可が必要
まずはじめに、未成年の人がメルカリで取引をするときは、親の許可が必要です。
利用規約にも書かれています。
第3条 本規約への同意及び本規約の変更
2.未成年者の場合ユーザーが未成年者である場合は、事前に親権者など法定代理人の包括的な同意を得たうえで本サービスを利用しなければなりません。ユーザーが未成年者である場合は、法定代理人の同意の有無に関して、弊社からユーザー又は法定代理人に対し、確認の連絡をする場合があります。
引用元:メルカリ利用規約
親の許可を取る?
そんなの面倒だよ!
と、思ったそこのあなた。
親にメルカリをやっていることを内緒にしたままで、何かトラブルに巻き込まれたときのことを考えてみましょう。
未成年者が相手と何らかのトラブルに発展してしまった場合、親も責任を問われることになります。
自分はちゃんと取引しているから大丈夫!とは限りません。
例えば、相手が詐欺行為をしてきたときにそれに対応することは出来ますか?
少なくとも 未成年のあなたよりも、知識や経験のある親からの助言をもらえることもあります。
メルカリをやっていることを正直に親に伝えて、許可をもらっておきましょう。
本人確認に必要な身分証明書の入手のしやすさ(難易度順)
ここからは、本人確認に必要な身分証明書を現在持っていない人が、これから用意しやすいのはどれなのか、難易度順に解説していきます。
基本的に、どれも顔写真が必要です。
マイナンバーカード【難易度:低】
難易度が低く一番つくりやすいのはマイナンバーカードではないでしょうか。
理由は、年齢制限がなくお金もかからず、確実に手に入れられるから。
「マイナンバー通知カード」と「本人の顔写真」があれば、スマートフォンをつかって作ることができます。
マイナンバーカードが手元に届くまで、1ヶ月程度かかります。
パスポート【難易度:中】
家族で海外旅行に行ったことがあれば、パスポートがあるはずです。
パスポートを持っていないか、親に確認してみましょう。
持っていない場合は、お金をかければ作ることができます。
一番安くて11000円(12歳以上・5年間有効)
パスポートを作るためには、事前に住民票や顔写真を準備したり、じっさいにパスポートセンターに行って手続きが必要です。
けっこう手間がかかるため、メルカリの本人確認の為だけにパスポートを作るのはあまり現実的ではありませんね。
原付バイクの運転免許証【難易度:中】最短1日でゲット
ちょっと穴場的なところになりますが、16歳以上であれば原付バイクの運転免許証が身分証として使用できます。
正式名称は「原動機付自転車」で排気量50cc以下のバイク。
取得するには運転免許センター(試験場)に行って、3時間程度の実技講習のあと学科試験を受けて合格すれば、最短1日で免許取得できます。
免許取得にかかる料金は7800円
少しやる気があれば取得できるのではないでしょうか。
自動車の運転免許証【難易度:高】
次は自動車の運転免許証です。
正式名称は「普通自動車免許」
こちらは18歳以上で、自動車教習所に通って実技講習・学科講習、実技試験・学科試験を受けて合格する必要があります。
原付バイクとは違って、けっこうお金(最安で25万円程度)と手間(最短で20日程度)がかかります。
なので、本当に免許を取る予定があれば良いですが、メルカリの本人確認の為だけに自動車免許を取るというのはおすすめできません。
在留カード【難易度:?】
在留カードについては私自身ほとんど知識がないので省略させていただきます。
健康保険証や学生証ではできないのか
学生証や健康保険証では本人確認できませんので注意をしましょう。
一部では「健康保険証でも出来た」との記事や口コミを見かけましたが、公式サイトでは健康保険証や学生証は一覧にはありません。
アプリでかんたん本人確認の概要←公式サイトに飛びます
まとめ
「アプリでかんたん本人確認」に必要な身分証明書を持っていない人が、これから用意するならどれが良いのか解説しました。
年齢制限がなく、お金もかからず確実に手に入れられるのは「マイナンバーカード」です。
そして16歳以上となりますが、「原付バイクの免許証」は最短1日で用意できる身分証明書としておすすめします。
「アプリでかんたん本人確認」をしていないと、とくに違反行為などをしていなくてもメルカリ事務局から利用制限がかけられることがあります。
利用制限の内容は「売上金の凍結」と「商品の出品制限」です。
利用制限をかけられてしまうと本人確認をするしかありません。
なので制限をかけられる前に、余裕をもって本人確認しておくことをおすすめします。
それとはじめにも説明しましたが、未成年のひとは親にメルカリをやっていることを言って、許可を取っておきましょう。
許可の取り方は例えば、
「要らない物を売りたいからメルカリやろうと思う。親の許可が必要なのでやっていい?」
さらに
「本人確認しないと利用制限がかけらるらしいから、マイナンバーカード作りたい(もしくは原付の免許取りたい)」
これで良いと思います。
以下の記事も興味があればご覧ください。
参考になれば幸いです。
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